2025年12月9日

次世代SDVにおける車載サイバーセキュリティ戦略 ~車両内部ネットワークから遠隔ハッキングまでの攻撃事例と実践対応~

アウトクリプト株式会社は、コーンズテクノロジー株式会社様とソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)時代の車載サイバーセキュリティをテーマとしたオンラインセミナー「次世代SDVにおける車載サイバーセキュリティ戦略 ~車両内部ネットワークから遠隔ハッキングまでの攻撃事例と実践対応~」を開催いたします。 本セミナーでは、近年の車両へのサイバー攻撃事例やグローバルな規制動向を踏まえつつ、UN R155およびISO/SAE 21434への対応を見据えたセキュリティテスト自動化のポイントを、当社のサイバーセキュリティテスティングソリューション(CSTP Compliance/CSTP Analyzer/CSTP Fuzzer)の活用事例とともに解説します。 自動車メーカー各社やティアサプライヤーにおいて、セキュリティ要件への対応やテスト効率化に課題を持っている開発・品質保証・認証ご担当者様にお役に立つ情報をご提供できる内容となっております。ぜひご参加ください。 お申し込みはこちら  ■ 開催概要 日時:2025年12月18日(木)14:00~15:00 形式:オンライン(Zoom) 言語:日本語 参加費:無料 主催:コーンズテクノロジー株式会社 共催:アウトクリプト株式会社 スピーカー:チェ ジンホ(崔 珍豪)/アウトクリプト株式会社 コネクテッドカーセキュリティ事業部 ※お申込み完了後、視聴用URLがメールにて送付されます。
2025年11月28日

アウトクリプト, CES 2026に出展… AI時代の次世代車載セキュリティ技術を公開

自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨、以下アウトクリプト)は、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催される世界最大級の家電・IT見本市「CES 2026」に出展し、AI時代の次世代車載セキュリティソリューションを紹介します。 今回の展示会では、次世代車載セキュリティ「End-to-End Vehicle Key Management System(統合車両キー管理システム)」をはじめとする主要ソリューションを紹介します。本システムは、車両内外で利用される鍵を生成から廃棄に至るまで安全に管理する技術であり、車両ライフサイクルに必要となるセキュリティ要素を統合した設計を特長としています。ブースでは、その動作メカニズムやセキュリティ構造をリアルタイムデモンストレーションを通じてご覧いただけます。 また、ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)の普及に伴い、接続性が拡大するモビリティ環境に対応するために「Connected Mobility Security(コネクテッド・モビリティ・セキュリティ)」向けのソリューションも紹介します。車両アクセス権限を管理するデジタルキー(Digital Key)、車車間および路車間通信の安全性を確保するV2Xセキュリティ、電気自動車の充電認証および決済プロセスを保護するPnC(Plug & Charge)セキュリティ技術などを紹介します。これらの技術により、車両、利用者、道路インフラ、充電エコシステムといった各要素を統合し、相互に連携するシームレスなモビリティ環境を安全に構築することで、グローバルOEMやモビリティサービス事業者が求める品質および安全性の要件に対応します。アウトクリプトのソリューションは、AIを活用した接続が拡大する環境下でも、信頼性の高いモビリティ体験を提供できる点が大きな特長です。 さらに、AI分析と自動化技術を活用した車載セキュリティライフサイクル管理ソリューションも公開します。AIベースのTARA(Threat Analysis and Risk Assessment:脅威分析・リスク評価)自動化技術により、開発段階における複雑なセキュリティ脅威を迅速に分析し、ISO/SAE 21434およびUN R155といった国際規制への対応を効率化します。Cyber Security Testing Platform(CSTP)は、車両および産業機械の脆弱性を統合的なテストで検証するプラットフォームとして、各国・各地域で強化される認証要件への対応において高い有効性を発揮します。 AIモビリティの拡大に伴い、実世界で動作するフィジカルAI(Physical […]
2025年8月20日

アウトクリプト、クラウド基盤の自動車向けセキュリティソリューションがAWSファンデーショナルテクニカルレビュー審査を通過

―AWSパートナーパスを取得し、クラウド環境におけるサービス事業を拡大―    自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨、以下アウトクリプト)は、車載ソフトウェアのセキュリティテスト開発に特化したファジングツール「AutoCrypt CSTP Fuzzer」が、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)の「ファンデーショナルテクニカルレビュー(以下FTR)」審査を通過し、AWSパートナーパスを取得、AWS公式ソフトウェアパートナーとして登録されたことをお知らせします。 これにより、クラウド環境におけるサービス提供の基盤を確立しました。     本製品は、当社のセキュリティテスト自動化プラットフォーム「CSTP(CyberSecurity Testing Platform)」の中核をなす構成要素であり、車両の内外通信を対象にファジング(Fuzzing)技術を活用して、潜在的な脆弱性を自動的に検知・分析するセキュリティ診断ツールです。 AWS FTRを通過したことで、AWS環境においてセキュリティ、信頼性、オペレーショナル・エクセレンスの要件を満たしていることが認められ、クラウド環境でも高い技術的信頼性が証明されました。また、当社のAutoCrypt CSTP FuzzerはAmazon WorkSpaces上の仮想デスクトップ環境でインストール及び実行できるように設計されたため、クラウドベースのSaaSで利用することが可能になりました。これにより、顧客はインストール作業やハードウェアを購入する必要なく、迅速にセキュリティテストおよびPOC(概念実証)を実施できます。    グローバル展開に向けた基盤を確立  「AWSパートナーパス」は、ソリューションの構築、教育、コンサルティング、専門サービスの提供など、あらゆる分野において企業の事業成長を支援する枠組みです。特に、AWS Marketplaceで利用できるようになり、グローバル市場への展開がより円滑に進むことが期待されます。 AWS MarketplaceとはAWSで運営しているデジタルソフトウェアカタログのことで、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)が数千に及ぶソフトウェア製品をAWSの顧客に直接販売できるオンラインプラットフォームです。これにより、世界中のAWS顧客は簡易な購買プロセスを通じて、検証済みのソフトウェアソリューションを利用できるとともに、統合決済およびライセンス管理が可能となります。    サイバーセキュリティ規制強化とSaaSソリューションの需要増加  2028年までに主要なグローバル市場で販売される自動車に対し、自動車サイバーセキュリティ規制の適用が義務化される見通しです。さらに、Cyber […]
2025年7月16日

アウトクリプト、韓国のコスダック(KOSDAQ)に新規上場

自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨、以下アウトクリプト)が2025年7月15日をもちまして、韓国のコスダック(KOSDAQ)へ新規上場したことをお知らせいたします。  アウトクリプトは2019年の設立以来、急速な成長を遂げており、21社のグローバル完成車メーカー(OEM)および部品メーカーの約40%と取引実績を有しています。また、世界の自動車生産国の約80%がWP29(UN-R155、UN-R156)を導入している中、当社は車両の内外部を問わず、すべての通信を保護する統合型セキュリティソリューションを自社技術で提供できる企業として高く評価されています。  さらに、EUで2024年末に施行された「サイバー・レジリエンス法(Cyber Resilience Act, CRA)」の影響により、コネクテッド機能を備えている農業機械、建設機械、ロボット分野においてもセキュリティ対応が義務化されつつあります。これを受け、当社はこれらの動向を先取りし、事業拡大にも積極的に取り組んでおります。  今回の上場により調達した資金は、研究開発投資の拡大、グローバルネットワークの強化、新規市場開拓および人材の確保等に充てる予定です。    李錫雨 代表取締役 コメント  今後、自動運転はもちろんのこと、あらゆるモビリティにとってセキュリティは不可欠な要素となります。当社は、すべての移動手段を安全に管理・監督することを目指しており、その実現に向けて技術力のさらなる強化と人材育成に全力を尽くしてまいります。    アウトクリプト株式会社 会社概要  会社名:アウトクリプト株式会社  上場日:2025年7月15日  代表取締役:李錫雨  本社所在地:韓国ソウル特別市永登浦区汝矣公園路115 セウビル8階  事業内容:自動車向けサイバーセキュリティセキュリティソリューション・製品の開発・販売  設立年月日:2019年8月  拠点:韓国、北米、EU、日本    【本件に関するお問い合わせ先】 […]
2025年5月8日

アウトクリプト、「AutoCrypt HSM」ASPICE CL2認証を取得

車載ソフトウェアおよびセキュリティソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨、以下アウトクリプト)は、この度ハードウェアセキュリティモジュール統合ソリューション「AutoCrypt HSM」が車載ソフトウェアに関する業界標準の開発プロセス共通規格であるAutomotive SPICE(Automotive Software Process Improvement and Capability dEterminationの略)のCL2(能力レベル2)の認証を取得したことをお知らせいたします。 近年、自動車は単なる移動手段から、ソフトウェアを中心とした高度な電子制御システムへと進化を遂げています。ECU(電子制御ユニット)をはじめ、複雑化する車載ネットワークにおいて、サイバーセキュリティ対策はOEMおよびサプライヤーにとって最重要課題となっています。その中で、Automotive SPICE(ASPICE)は、車載ソフトウェア開発プロセスの成熟度を評価する国際的な業界標準として位置づけられており、OEM各社との取引における重要な指標となっています。CL2(レベル2)は「管理されたプロセス」を意味し、計画性・トレーサビリティ・品質管理が確立されていることを示します。 今回のASPICE CL2認証は、ドイツ自動車工業会(VDA)によって監査機関として選定されたIntacsを通じて付与されました。今回の認証は「AutoCrypt TEE」に続く、当社車載セキュリティ製品ラインアップにおける2列目のASPICE認証であり、 当社の開発体制と製品品質が国際規格に準拠した高い水準であることが改めて認められました。 「AutoCrypt HSM」は、AUTOSAR環境におけるハードウェアセキュリティモジュール(HSM)統合用ソフトウェアモジュールであり、改ざん防止のためのセキュアブート、鍵管理、OTA(Over-the-Air)認証、暗号化通信プロトコルを備え、車両内外の通信を強力なセキュリティで保護します。本ソリューションはTRAVEO™ T2G、AURIX™ TC、RH850、SPC58など、多様なECUプラットフォームに対応しており、次世代モビリティや自動運転車向けに最適化されています。 アウトクリプト代表取締役である李錫雨は、次のように述べています。「コネクテッドカーや自動運転の進展に伴い、サイバーセキュリティの重要性は、これまで以上に高まっています。これを背景に、各国で関連法規の整備が急速に進められており、国際規格への準拠がグローバル市場での信頼構築に不可欠となっています。今回のASPICE CL2認証取得は、当社の開発体制と製品の品質が国際水準であることを示す重要な成果です。今後も、進化し続ける自動車業界のニーズに応え、安心・安全なセキュリティ技術を提供してまいります。」   アウトクリプトのハードウェアセキュリティモジュールに関する情報はこちらをご覧ください。 製品に関するお問い合わせ先:japan@autocrypt.io
2025年4月25日

アウトクリプト、SDVメーカー向けソフトウェアセキュリティインフラv2.0を提供開始

~法規対応に最適化された統合型セキュリティパッケージを提供~   自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨、以下アウトクリプト)はソフトウェア定義型自動車(SDV: Software-Defined Vehicle)メーカー向けに、最新の「SDVセキュリティインフラv2.0」の提供を開始いたします。 自動車業界がSDVを中心とした構造へと急速にシフトしている中、車両のセキュリティ対策および各国法規への対応はOEMメーカーにとって喫緊の課題となっています。UNECEのR155(自動車サイバーセキュリティ管理体制、以下CSMS)およびR156(ソフトウェア更新管理体制、以下SUMS)をはじめとした国際的な規制は、継続的なセキュリティ管理とアップデート管理を要求し、欧州のみならず中国、日本、インドなどの主要自動車生産国でも自動車サイバーセキュリティ関連法が導入されています。また、ソフトウェア中心の車両設計が進む中、欧州・アジア以外の地域においても法制化の動きが広がり、グローバルメーカーにとっては法規遵守のための包括的なセキュリティ構築が不可欠となっています。 アウトクリプトが発表した「SDVセキュリティインフラ v2.0」はCSMS、SUMS、vSOC(セキュリティオペレーションセンター)、PKI&KMS(公開鍵基盤および鍵管理システム)、TARA (脅威分析およびリスク評価)の5つのモジュールで構成されており、開発から運用・メインテナンスに至るまで、車両のライフサイクル全体を通じてセキュリティを確保し、各国法規への準拠をサポートします。 CSMSはUN-R155に基づきOEMのサイバーセキュリティ体制を強化し、SUMSはUN-R156に準拠してOTAアップデートの安全性を確保します。vSOCは車両のセキュリティ状態をリアルタイムで監視し、PKI&KMSはECUおよび車両全体の暗号鍵を安全に管理します。また、TARAは自動車開発の設計段階における脅威の特定とリスク評価を行い、車載セキュリティの強化に貢献します。 自動車セキュリティ法規遵守の重要性が高まる中、アウトクリプトは18年以上にわたる研究開発の実績を活かし、アジア太平洋地域で唯一の技術機関(テクニカルサービス)としても活動しています。当社のソリューションは既に欧州、北米、アジアの主要OEMとの協業を通じて、実車およびインフラ環境での導入実績があり、複数の国での適用が進んでいます。特に、車載セキュリティ構築に課題を抱える中小規模の自動車メーカーや部品サプライヤーに対しては、カスタマイズ可能なセキュリティパッケージを提供することで、自動車サイバーセキュリティに関する国際法規に効果的に対応しつつセキュリティ強化を支援しています。 代表取締役の李錫雨は次のように述べています。「2030年までに、SDVにおけるソフトウェアコードの行数は約3億行に達すると予測されており、コード量の増加に伴ってソフトウェアに内在する脆弱性の拡大も懸念されています。こうしたリスクに対応するため、自動車サイバーセキュリティに関する国際および各国の法規制はますます強化されつつありますが、一方で、自動車メーカーの50%以上が規制対応に課題を抱えているのが現状です。このような課題を解決するため、当社は18年以上にわたる研究開発の実績と技術力をもとに本セキュリティパッケージを開発しました。大手OEMおよびサプライヤーはもちろん、セキュリティ体制の構築に悩む企業でも法規準拠の円滑化を図るよう、今後もニーズに応じた柔軟なサポートを提供してまいります。」
2025年3月24日

アウトクリプト、インド向けV2Xセキュリティ認証システムを提供開始 グローバル展開をさらに加速

自動車サイバーセキュリティのリーディングカンパニーであるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル)は、クラウドネイティブ環境に最適化され、インド法規に準拠したV2X(Vehicle-to-Everything)セキュリティ認証システムの開発を完了し、現在はインド国内の自動車メーカー向けに提供を開始していることを発表いたします。 今回の発表は、インドという新しい市場への本格参入を意味するとともに、V2Xセキュリティ分野におけるアウトクリプトの高い技術力と専門性が国際的に認められたことでもあります。 当社は、北米(US-SCMS)、欧州(EU-CCMS)、中国(C-SCMS)、韓国、そして今回新たに加わったインドを含む、主要地域すべてのV2Xセキュリティ認証基準に対応する世界で唯一の企業となりました。 V2X市場は今後さらなる成長が見込まれており、インド市場においても自動車メーカーおよびティア1サプライヤーによる積極的な取り組みが進んでいます。特にインド政府が推進するスマートシティ政策の中核技術として、高度で安全なV2X通信基盤への需要が急速に拡大しています。 アウトクリプトの代表取締役CEOである李は次のように述べています。 「インドは2024年において約600万台の自動車を生産し、世界第4位の自動車生産国としての地位を確立するなど、成長性と技術革新の両面においてポテンシャルを有しています。このような重要市場において、セキュリティおよび規制遵守は極めて重要なテーマです。当社は、各国の規制要件に対応してきた豊富な知見を活かし、インドのV2Xエコシステムにおける中核的な役割を果たすべく取り組んでまいります。 」 また、当社は米国ワイオミング州にて米国運輸省(DOT)および業界関係者に向けたV2X相互運用性のデモンストレーションを実施し、同社の高い実装力とグローバル技術対応力をあらためて示しました。今後も、地域ごとの規制要件を満たすソリューション提供を通じて、コネクテッドモビリティ時代における信頼性と安全性の高いV2X通信インフラの構築に貢献してまいります。
2025年1月9日

アウトクリプトとアンリツが、CES 2025にて5Gの自動車セキュリティテストの推進で基本合意を締結

アウトクリプト株式会社(アウトクリプト Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金德洙、以下アウトクリプト)とアンリツ株式会社(本社:神奈川県厚木市、社長 濱田 宏一)は、2025年1月8日、米国ラスベガスで開催されている「CES 2025」において、5Gシミュレーションによる自動車セキュリティテストに関する基本合意書(MoU)を締結しました。本基本合意に基づき、両社は車両向けサイバーセキュリティテスト手法の進化に向けて取り組んでまいります。 2024年CLEPAイノベーションアワードで受賞歴のあるアウトクリプトのサイバーセキュリティテストプラットフォーム(CSTP)と、5Gネットワーク環境をシミュレートするアンリツのラジオコミュニケーションテストステーション MT8000Aを統合することで、サイバーセキュリティテストの効率化と簡素化を実現します。両社のパートナーシップにより、進化を続ける車両システムに対して強固な安全性を提供できるようになります。 アウトクリプトのグローバル最高技術責任者である金義錫氏は次のように述べています。「アウトクリプトがこれまで培ってきたサイバーセキュリティの専門知識と、アンリツのネットワークシミュレーション技術を組み合わせることで、5G時代における新たな基準の確立を目指します。サイバーセキュリティテストは複雑で煩雑になりやすく、型式認証の課題となる場合が多くなります。しかし、アウトクリプト のCSTPを活用することで、自動車メーカーはカスタマイズされた効率的なテストプラットフォームにアクセスできます。アウトクリプトは、アンリツとのパートナーシップを通じて、自動車メーカーやサプライヤーが直面しているコンプライアンス遵守の課題と安全性の確保を効率的に解決できるように支援してまいります。」 アンリツのIoTテストソリューション事業部長である小川幸治は、次のように述べています。「車両の安全性に対する関心が高まる中、サイバーセキュリティテストの重要性はかつてないほど高まっています。このたび、セルラーネットワークシミュレーターを通じて、テストシステムに必要なツールを提供できることを大変嬉しく思います。アウトクリプトとのパートナーシップには大きな期待を寄せており、CES 2025において、この基本合意を締結することで、両社がより安全な未来の実現に取り組む姿勢を明確に示すことができると確信しています。」 この基本合意は、世界中の政府や規制機関が自動運転車両(CAV)のサイバーセキュリティ基準を強化している重要な時期に締結されました。UNECEのWP.29 UN R155、156、インドのAIS-189、中国のGB/T基準などサイバーセキュリティ基準の枠組みにより、自動車メーカーやサプライヤーは、基準に適合していることを証明するための圧力に直面しています。アウトクリプトとアンリツの連携により、車両通信システムを超えたさまざまなアプリケーションに対する包括的なセキュリティテストが可能になります。この協業は、現代のコネクテッドモビリティの多様なセキュリティ要件に対応し、規制要件を満たす効率的なソリューションを業界に提供するとともに、幅広い技術分野における強靭性の向上にも貢献します。   ■アンリツ株式会社について アンリツは1895年の創業以来、進化を続ける情報通信の分野で、各種通信システムの開発・品質保証に欠かせない計測器を開発、製造、販売してきました。また、食品・医薬品用異物検出機や重量選別機、遠隔監視制御システム、通信用デバイスなど、オリジナル&ハイレベルな製品を提供しています。幅広い分野で、安全・安心で快適な社会づくりを支えています。
2024年12月26日

アウトクリプト、CES2025に出展 最先端のSDV向けセキュリティ技術とテスティングツールを展示

アウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金 德洙/以下アウトクリプト)は、2025年1月7日から1月10日までアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の技術展示会「CES2025」に出展することをお知らせいたします。今回のCES 2025で、欧州自動車部品工業会(CLEPA)が主催するイノベーションアワードにおいて「トップイノベーター」に選ばれ、国際的に高評価を受けている車両セキュリティに関するテスティングツール「AutoCrypt CSTP」と革新的なSDV向けソリューションを紹介いたします。 現在、ソフトウェアによって定義される自動車(SDV)の普及とともに、車両のサイバーセキュリティは業界全体において急速に注目されています。特に国際規制の導入により、自動車OEMやサプライヤーは一定水準以上のセキュリティを構築することが求められています。アウトクリプトは、これらの課題に対応するため、車載システム向けセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」、暗号化と認証によるセキュアなV2X通信を実現するソリューション「AutoCrypt V2X」と自動車開発の評価フェーズで脆弱性を早期発見・対応することで安全な車載システムの開発をサポートするテスティングツール「AutoCrypt CSTP」を展示する予定です。車載セキュリティ構築、コンプライアンス遵守などの課題を抱えている企業さまは、是非当社ブースにお立ち寄りください。   「展示会概要」 名称  :CES 2025 開催日時  :2025年1月7日(火)~10日(金) 主催  :Consumer Technology Association 会場  :Las Vegas Convention […]
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