自動車サイバーセキュリティ

2023年10月6日

アウトクリプト、「ジャパンモビリティショー2023」に出展

この度、アウトクリプト株式会社は、2023年10月26日(木)から11月5日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2023(JAPAN MOBILITY SHOW)」の特別企画展示「Startup Future Factory」に出展します。 アウトクリプトは、10月31日(火)、11月1日(水)両日にかけて、防災をテーマにした特設ブースで、WP29 UN‐R155及びISO/SAE21434に準拠したCSMS(サイバーセキュリティ管理システム)の確立及び運用戦略を提案させていただきます。また、車載ソフトウェアのOSS分析ツール「Autocrypt Security Analyzer」、車載専用のファジングテスティングツール「AutoCrypt Security Fuzzer」、車載サイバーセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」まで、自動車開発プロセスにおける問題の早期発見と分析、問題に適した解決策までの一連の流れをカバーできる様々なラインナップを展示します。 最新の自動運転技術及び自動車サイバーセキュリティに興味のある方は、当社ブースにぜひ足を運んでいただければと思います。 ■イベント概要   ◆名称:ジャパンモビリティショー2023(JAPAN MOBILITY SHOW) ◆会期:2023年10月26日(木)~11月5日(日) (一般公開日は、10月28日(土)~11月5日(日)となります。) ◆主催:一般社団法人 日本自動車工業会 ◆会場:東京ビッグサイト 公式HP:https://www.japan-mobility-show.com/ ■当社出展情報 ◆会期:2023年10月31日(火)~11月1日(水) 09:00~19:00 ◆出展ブース位置: […]
2023年8月24日

アウトクリプト、「韓国次世代モビリティ技術展2023」に出展

この度、アウトクリプト株式会社は、2023年9月5日(火)から6日(水)に開催される「韓国次世代モビリティ技術展2023」に出展いたしますのでお知らせします。昨年に続き、2年連続の出展となります。 日本のみならず海外でも続々と電動化やEV化が推し進められており、サイバーセキュリティの重要度はますます高まっています。自動車メーカーやサプライヤー企業にもWP29サイバーセキュリティ法規に基づくCSMS構築の対応が求められる中、具体的にどう対応していくかが課題となっています。 今回の出展では、WP29法規の参照先であるISO/SAE21434に基づくサイバーセキュリティ実装の進め方として当社が提案するコンサルティング対策をご紹介します。また、統合型サイバーセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」から、車載ソフトウェア専用ファジングテストツール「AutoCrypt Security Fuzzer」や車載OSS脆弱性診断・自動分析ツール「AutoCrypt Security Analyzer」まで、自動車サイバーセキュリティ専門企業ならではの製品ラインナップを展示します。 当社は、15年以上培ってきた自動車サイバーセキュリティ技術ノウハウと国内外での実装経験を活かし、今後も、お客様のセキュリティ課題解決に向けて取り組んでまいります。   ■イベント概要   ◆名称:韓国次世代モビリティ技術展2023 ◆会期:2023年9月5日(火)~9月6日(水),10:00~17:00 ◆主催:KOTRA(韓国貿易センター名古屋) ◆会場:ポートメッセなごや コンベンションセンター ◆開催形式:会場開催(参加無料・事前登録制) 公式HP:https://kor-mobitech.com/  ■出展製品の詳細について  AutoCrypt IVS:https://www.autocrypt.jp/ivs/  AutoCrypt Security Fuzzer:https://www.autocrypt.jp/security-fuzzer/ AutoCrypt Analyzer:https://www.autocrypt.jp/security-analyzer/
2023年8月8日

アウトクリプト、8月22日に「WP29が求めている自動車向けサイバーセキュリティ対策」というテーマのウェビナーを開催

自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、8月22日(火)14時Zoomにて「WP29が求めている自動車向けサイバーセキュリティ対策」というテーマのウェビナーを開催します。   詳細及び申込みはこちら(無料/事前登録制) 終了いたしました。ご参加ありがとうございます。 オンデマンド配信しておりますので、ウェビナーページにてお申し込みください。   <ウェビナー概要> 2022年7月より、WP29で採択された自動車サイバーセキュリティ構築(CSMS)に関する規制が開始され、自動車業界で対応が本格化していますが、サイバーセキュリティ構築に慣れていない企業、法規解釈や対策構築に悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。そこで、弊社はOEMやサプライヤーに求められるWP29法規解釈、サイバーセキュリティ構築に関するケーススタディー、必要なソリューションなどを分かりやすく説明する無料ウェビナーを開催しますので、是非ご参加ください。   <開催概要> テーマ:WP29が求めている自動車向けサイバーセキュリティ対策とは? 開催日時:2023年8月22日(火) 14:00~15:00 開催場所・費用:オンライン(Zoom)、無料 登壇者:アウトクリプト株式会社 コネクテッドカーセキュリティ事業部 崔 珍豪(チェ・ジンホ) お申し込み:終了いたしました。オンデマンド配信しておりますので、ウェビナーページにてお申し込みください。   <こんな方におすすめ> 自動運転車の開発に携わっている方 OEMやサプライヤーのサイバーセキュリティ構築に取り組まれる方 自動運転車のサイバーセキュリティに興味がある方
2023年4月25日

アウトクリプト、ポップコーンザー・ジャパンと「人とくるまのテクノロジー展2023」に共同出展

自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)が株式会社ポップコーンザー・ジャパン( PopcornSAR Co., Ltd.、代表者:チェ・スンヨプ、以下ポップコーンザー)と、2023年5月24日(水)~26日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」に共同出展します。 SDV開発の加速化により、ソフトウェアとコネクテッド技術の重要度がますます高まっている中で、今回は自動車サイバーセキュリティ分野に強みを持つアウトクリプトと、スタートアップ企業としては世界初でAUTOSAR標準技術を保有しているポップコーンザーが共同出展し、SDVの高度化及び実用化に向けたサイバーセキュリティソリューションとAUTOSAR基盤を活用したSWアーキテクチャを展示します。 ブースでは、アウトクリプトのサイバーセキュリティ技術とポップコーンザーのAdaptive AUTOSAR(R20-11)を適用したADAS/自動運転の開発、テスト、評価シナリオの提供をデジタルツイン上でシミュレーションするコラボデモも行う予定です。   「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」展示会概要【リアル展示会】   会期:2023年 5月24日(水)~5月26日(金)会場:パシフィコ横浜開催時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)参加方法:参加無料(事前登録制)ブース番号:240事前登録URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/ 【オンライン展示会】  会期:2023年5月17日(水)~6月7日(水)会場:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/   ■アウトクリプト x ポップコーンザー出展内容について   1.UNECE WP29法規対応コンサルティングサービス アウトクリプトでは、自動車サイバーセキュリティ認証に関わるCSMS構築及び車両型式認証の取得を支援する包括的なコンサルティングサービスを紹介します。顧客がWP29 […]
2023年1月17日

世界最大の展示会CES2023で確認した次世代モビリティ技術

CES2023とは アメリカのネバダ州にあるラスベガスは24時間営業するカジノのようなエンターテインメントを楽しむ観光地で有名ですが、企業にはある展示会が開催される場所としてよく知られています。それは世界最大規模の展示会「CES」です。「Consumer Electronics Show」の略であるCESはもともと家電製品やIT機器を中心とする展示会でしたが、出展カテゴリーを拡大して多様な次世代技術が確認できるデジタル総合展示会へと変わりつつあります。 CESを見たら数年先の未来が分かるというほど影響力のある展示会であり、その影響力に相応しい最先端の技術やその技術を使った製品を確認することができます。最近では、モビリティ分野までカテゴリーが拡大され、もはや世界最大規模の自動車ショーといえるほど多くの次世代モビリティ技術が確認できる場になっています。今回のCES 2023は1月5日から1月8日までラスベガスの会場ラスベガスコンベンションセンター : LVCCで開催されました。展示会には約3,200社以上が出展、世界各地から11万人以上が参加し、CES 2022と比べたら出展社数も参加者も倍以上になり、コロナ以前の規模に近づいた状態になりました。 CES 2023で注目したトレンドはメタバース、モビリティ、ヘルスケア、サステナビリティこの4つでした。その中でも、当社はモビリティを中心にCES 2023を視察してきましたので、その現場をお届けしたいと思います。 ソフトウェア定義型自動車(SDV)への関心 今回のCES 2023では自動運転やCASE時代に必要な自動車及びテクノロジーを確認することができました。今回のCES2023でも話題になった、次世代モビリティの概念として使われている言葉がソフトウェア定義型自動車(Software-Defined Vehicle、SDV)です。ソフトウェア定義型自動車(SDV)はハードウェアとソフトウェアを分離して、開発したソフトウェアを様々なハードウェアに実装することで、従来の自動車では体験することができなかった、新しい価値を提供できるようになります。したがって、ソフトウェア定義型自動車(SDV)が普及されたら、自動車産業において重要になるのはハードウェアではなく、ソフトウェアになります。 ソニー・ホンダモビリティが作ったプロトタイプのEV自動車「AFEELA」はソフトウェア定義型自動車(SDV)として開発された次世代モビリティの1つの例だと言えるでしょう。「モビリティと人のコミュニケーション」をテーマとして作り上げたAFEELAは、自動車の外にいる人とコミュニケーションできるメディアバー、内部で音楽や映像、ゲームも楽しめるディスプレイ等、自動車の内・外部に搭載した45個のセンサやディスプレイを活用して人とのコミュニケーションを積極的に取ろうとしたデザインになっていました。 また、CASE時代に使われそうな未来型目的基盤車両(PBV)もたくさんありました。韓国の自動車部品企業である現代モービスが開発している未来型目的基盤車両(PBV)コンセプトモデル「M.Vision TO」とApplied EV社の「Blanc Robot EV」が人々からの関心を集めました。現代モービスの未来型目的基盤車両(PBV)は顧客のニーズに合わせて設計することができるモジュール化された車両であり、モビリティとして、運送や居住目的としても利用できます。Applied EV社の「Blanc Robot EV」もモジュール化された車両で、運送及び特定分野に合わせて活用できるようにカスタマイズできます。両コンセプトモデルは自動運転で動くように設計されているため、人々は運転するのではなく、移動しながらエンターテインメントを楽しむことができます。 CES […]
2022年12月16日

CASE時代の鍵、自動車のサイバーセキュリティにどう対応していくべきか

現在、自動車はWireless KeyやETC、GPSなど多くの通信で外部と繋がっており、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(シェアリング&サービス)、Electric(電気自動車、EV)のCASEを制す企業が2020年代以降の自動車業界を制す、と言われています。 このような技術の発展と共に重要視されているのが、技術を安全に活用するためのセキュリティです。2022年2月、車載部品メーカーである小島プレス工業で攻撃者にリモート機器の脆弱性を突かれ、社内ネットワークに不正アクセスされました。そののち、システムのデータを暗号化されて身代金を要求するランサムウェア攻撃を受け、システム障害に陥りました。被害は小島プレス工業だけでなく、この取引先であるトヨタ自動車は部品の不足のため14工場28ラインを停止することとなりました。 一例をあげましたが、今後、今以上に自動車業界がサイバー攻撃の標的になりやすくなっていくことが容易に想像できます。それは、ネットワークに繋がった自動車が社会インフラとしての重要性を高め、社会へのインパクトが大きくなったり、ランサムウェア攻撃の標的としてより高額の身代金を要求できたりするためです。 しかし、これまでは自動車業界全体としての対策レベルの向上や信頼の確保を図るためのセキュリティルールが全世界で存在せず、各自の対応に一任されていました。そのため、全世界で共通の自動車のサイバーセキュリティ対策が求められてきました。   自動車サイバーセキュリティが欧州や日本で義務化される背景 2020年6月、自動車基準調和世界フォーラム(WP29)にて、自動車のサイバーセキュリティ法規(UN-R155)が自動車のサイバーセキュリティ関連で初めての国連規則かつ法規制として拘束力をもつものとして採択されました。 WP29は、国連欧州経済委員会(UNECE)の作業部会で、安全で環境性能の高い自動車を容易に普及させる観点から、自動車の安全・環境基準を国際的に調和することや、政府による自動車の認証の国際的な相互承認を推進することを目的としています。メンバーは、欧州各国、1地域(EU)に加え、日本や諸各国も参加しています。 つまり、WP29のメンバーで採択された自動車サイバーセキュリティ法規により、そのメンバーである欧州や日本では2022年7月以降に発売される新車から、段階的に対応が義務化されることとなったのです。   自動車サイバーセキュリティに関する国際規格、UN-R155とISO/SAE21434の説明 先述の通り、UN-R155は自動車のサイバーセキュリティ関連で初めての国連規則かつ法規制として拘束力をもつものです。またISO/SAE21434は道路車両—サイバーセキュリティエンジニアリングの国際標準規格です。ISO/SAE21434は、その要求事項を組織及び製品に適用することで、欧州・日本で法規制となったUN-R155の規定を満たすことができるようなガイドとなっています。 まず、UN-R155について説明します。このセキュリティ法規を遵守するため、各社はプロセスとプロダクトの2つの認証を実施しなければなりません。プロセスでは、認証当局により自動車製造業者(OEM)に対して、自社内外関わらず、最新リスクの特定、処理、管理、セキュリティテスト、インシデント・攻撃の検出と処理、脅威インテリジェンス、脆弱性監視の全プロセスにおけるサイバーセキュリティ体制が構築できていることを確認するための審査を事前に行い、適合証書を発行する必要があります。この適合証書発行のため、後段で説明するISO/SAE 21434 に従って組織やルール&プロセスを整備し、その妥当性を第三者に説明しなければなりません。またプロダクトでは、認証されたプロセスに従って、車両が開発・生産されているかどうかの実証が求められます。 次に、ISO/SAE21434を説明します。ISO/SAE 21434は、路上を走行する車両内部の電子制御システムに関して、サイバーセキュリティ観点でのプロセス定義およびリスク管理をガイドする目的で作成された国際規格です。対象範囲は、自社内外関わらず、企画から開発、運用、廃棄に至るまでの自動車のライフサイクル全般にわたり、対象となるアイテムやコンポーネントも車両や車両のシステムだけでなく、ネットワークにより社外に繋がる他社で製造した外部デバイスも含まれています。 ISO/SAE 21434は大きく、サイバーセキュリティマネジメント、コンセプトフェーズ、サイバーセキュリティ製品開発、製品開発後の生産、運用保守、リスク分析・評価の6つの内容に分かれます。 サイバーセキュリティマネジメント 組織のサイバーセキュリティ管理と、プロジェクトのサイバーセキュリティ管理の2つの活動が要求されています。 まず、組織のサイバーセキュリティ管理ではサプライチェーン全体でISO/SAE 21434に準拠したルール&プロセスの構築と、実際にプロセスを運用するための組織の構築が必要です。サイバーセキュリティ内部統制の仕組み及び、サイバーセキュリティ意識管理、力量管理及び継続的改善を含むサイバーセキュリティ文化を確立しその維持を行っているか、3年に1回監査を実施することが求められています。 […]
2022年10月24日

AutoCrypt IVS、「CyberSecurity Breakthrough Awards」にて「今年の自動車サイバーセキュリティ賞」を受賞

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、自社車載システムセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」が、「CyberSecurity Breakthrough Awards 2022」にて、今年の自動車サイバーセキュリティ賞を受賞したことをお知らせいたします。 今年第6回を迎える「CyberSecurity Breakthrough Awards」は、サイバーセキュリティ業界をリードする企業をはじめ、製品、技術革新、人々を表彰するアワーズで、情報セキュリティ業界で最も包括的なプログラムとして機能するために設立されました。「AutoCrypt IVS」としては初の受賞となり、自動車ライフサイクル全領域をカバーする唯一のソリューションであることが高く評価されました。 【CyberSecurity Breakthrough Awards マネージング・ディレクター ジェームズ·ジョンソン 評価コメント】 自動車に搭載されるソフトウェアは高度化かつ複雑化し、開発工数は増加の一歩を辿っています。今後自動車メーカーには、ソフトウェア間の連携や相互作用を考慮した設計と統合的な制御が求められることになるでしょう。AutoCrypt IVSは、脅威分析とリスクアセスメント(TARA)をはじめ、セキュリティテスティング、脅威緩和まで、それぞれのセキュリティ対策を一元化しプロセスの簡素化と一貫した運営を支援する、唯一の車載システム向けセキュリティソリューションということから高く評価されました。 受賞企業一覧 ▶ https://cybersecuritybreakthrough.com/2022-winners/ 【アウトクリプト 代表取締役 金・義錫 […]
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