自動車セキュリティ

2022年12月21日

アウトクリプトが「2022 Red Herring Top 100」に選出されました。

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、この度Red Herring(レッドへリング)から、世界中の最も期待されるイノベイティブな企業100社に与えられる「Top 100 Global」を受賞しました。 今年で25年を迎える「Red Herring Top 100 Global」は、IT業界で最も権威のある賞の一つで、北米、アジア、ヨーロッパで最も革新的な技術を持つベンチャー企業の中でも将来性が期待されるTop100企業を選出する賞です。Google、Youtube、Twitter、Alibabaといったグローバル企業を輩出してきたベンチャー企業の登竜門だと言われています。アウトクリプトは自動車セキュリティを展開する企業としてはアジア初受賞になります。 アウトクリプトは、2007年から自動運転におけるセキュリティ技術の開発に取り組んで、車載セキュリティ及びC-ITS分野で注目されるV2X技術を提供しています。UNECE WP29やISO/SAE 21434など、自動運転の拡大によって更に法規制も厳しくなっている中、今年自動車の開発ライフサイクルにおけるセキュリティ対策として車載ソフトウェア専用ファジングテストツール「AutoCrypt Security Fuzzer」と車載OSS脆弱性診断・自動分析ツールの「AutoCrypt Security Analyzer」をリリースするなど、自動車OEM/Tier1との緊密な連携による高度なセキュリティソリューションを提供しています。 現在としては、このセキュリティ技術を踏まえ、モビリティ分野での拡張を図っています。 車両管制から、今後実用化が予想される交通弱者向けの交通システム、マルチモーダルモビリティサービスに至るまで、様々なモビリティサービスプラットフォームの基盤構築を積極的に展開しています。 【アウトクリプト 代表取締役 金・義錫 受賞コメント】  技術開発が加速するモビリティ分野において、国内外に数多く存在する企業の中から弊社が選ばれて、本当に光栄に思います。モビリティの技術革新はすでに始まっており、さらに速いスピードで我々の生活を変えていくと確信しております。当社は自動車そのものを超え、モビリティを取り巻くインフラの安全性、ひいてはモビリティサービスプラットフォームとの融合を通じて、一歩先を見据えた技術革新に挑んできました。今後も強力な安全性とコネクティビティを実現し、持続可能なモビリティ生態系の構築に貢献していきたいと思います。 […]
2022年12月15日

アウトクリプトのV2X-PKIルート認証局サービス、WebTrust認定を獲得

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役社長 金・義錫、以下アウトクリプト)の「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスがWebTrustプログラムの基準に適合し、V2X-PKIにおけるルート認証局(Root CA、Certification Authority)として認定されました。V2X通信に関わるルート認証局としてはアジア初、世界3番目の認定となります。 「WebTrust」とは、AICPA(米国公認会計士協会)とCICA(カナダ勅許会計士協会)が定めた、証明書を発行する認証局の信頼性を保証する監査プログラムで、WebTrust認定を獲得するためには、認証局の業務手続き、鍵及び証明書のライフサイクル管理、認証局環境の統制まで、幅広くかつ厳格な要件を満たさなければなりません。 アウトクリプトは、V2X通信における証明書の発行から破棄までのライフサイクル全般のセキュリティレベルに対してWebTrustの厳正な監査基準に基づく審査を受け合格することにより、信頼できる第三者認証機関としてV2X-PKI認証局の信頼性の階層構造を実現しました。「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスは、下位の認証局にV2X通信に関わる証明書を発行及び管理することで信頼性を保証するルート認証局の役割を果たし、北米、ヨーロッパ、韓国及び中国のSCMS標準をサポートしています。 アウトクリプトの代表取締役社長の金・義錫は「今回V2X-PKIにおけるWebTrust認定を取得したことは、国際的に通用するV2Xエコシステムの信頼性と安定性を確保できたということから我々にとってとても大きな意味があります。当社は信頼できる認証機関として、サービス利用者にV2X通信プロセスの簡素化と効率化を提供し、より多様なユースケースにおけるV2X実装を実現していきたいと思っております」と述べました。 一方、「V2X-PKI CA」サービスの他にも、V2X搭載ユニット(OBU)、路側機(RSU)用セキュリティモジュール、SCMS(SecurityCredential Management System、セキュリティ証明書管理システム)など、V2Xのエコシステムにおける幅広いセキュリティソリューションを提供しています。 ■AutoCrypt V2Xについて AutoCrypt V2Xは、ITS(高度道路交通システム)におけるセキュアなV2X通信を支える高度かつ包括的なソリューションを提供します。CAMP(Crash Avoidance Metrics Partnership)、IEEEなどの主要国際標準に準拠した先端セキュリティ技術を用いてV2X環境におけるセキュアな通信を可能にする認証及び暗号化システムを提供し、「ユーザ認証」と「データ暗号化」によるプライバシー保護を実現します。 https://autocrypt.jp/v2x/
2022年12月1日

韓国を代表するモビリティ企業が集まる、「韓国次世代モビリティ技術展2022」出展レポート

愛知県刈谷市は「トヨタ発祥のまち」として知られています。トヨタグループ創業者である豊田佐吉氏が1926年刈谷市で株式会社豊田自動織機製作所(現、株式会社豊田自動織機)を設立し、自動車製造のために1933年自動車部を設置したのが、今のトヨタ自動車の誕生のきっかけです。現在でもトヨタ自動車、デンソー、アイシングループ など自動車関連産業は刈谷市に集積しています。 日本の自動車産業を代表する刈谷市で、韓国のモビリティトレンドの紹介と両国の協力強化を図ることを目指し、 KOTRA(大韓貿易投資振興公社)主催の「韓国次世代モビリティ技術展 2022」が開かれました。2022年11月22日~23日の二日間に渡って刈谷産業振興センターで開かれたこのイベントでは、韓国自動車産業を代表する現代自動車(ヒョンデ)をはじめ、次世代モビリティビジオネスを展開する自動車関連企業45社が出展しました。大変光栄なことに、韓国で注目されるモビリティセキュリティ企業として選ばれ今回のイベントに出展することとなりました。 会場ではヒョンデが日本で市販しているEVのIONIQ5と燃料電池車のNEXOをはじめ、韓国のモビリティトレンドを確認できる自動車部品、素材、バッテリーなどが展示され、韓国の自動車産業に興味を持っている多くの方に来場していただきました。 自動車産業パラダイムが急変しています。ハードウェア中心の機械からソフトウェア中心の電子機器へと変化に伴いソフトウェア定義型自動車(Software-Defined Vehicle)が登場することによって、自動車そのものを超え「移動」に対する価値観や概念の転換が求められています。 IT強国と呼ばれる韓国でも2000年代後半からIT技術と自動車システム技術を融合したコネクテッドカーやEVの研究開発が本格的に始まり、ヒョンデのような大手企業からモビリティスタートアップまで、自動車業界の様々な分野で車と交通の未来像を見据えた様々な取り組みが進めてられています。 一方、自動運転に向けた国際的な取り組みとしてセキュリティが注目されています。自動車業界をリードする日本やEUなどでは、UNECE WP29で合意された自動車のサイバーセキュリティ法規(UN-R155)が今年の7月から本格的に実施されており、2024年7月に全ての新車を対象にこの規則の義務化が予定されています。UN-R155やISO/SAE 21434により、OEMやサプライヤーに対し自動車開発から販売におけるライフサイクルにおけるサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)の構築が求められるようになるなど、今後自動車のサイバーセキュリティにどう対応していくかは自動車業界全体の課題になると考えられます。 そこで今回は、自動車開発段階から適切なセキュリティ対策を進めていくことができる、車のサイバーセキュリティソリューションを紹介させていただきました。当社では、CAN及びEthernetなど車載ネットワークにおけるサイバー攻撃に対する検知機能とECUセキュリティを提供する「AutoCrypt IVS」をはじめ、車載ソフトウェアに使用されたOSSに対し分析機能とSBOMを提供するツールの「AutoCrypt Security Analyzer」、自動車開発段階で必要とされるファジングテスト(Fuzzing Test)ツールの「AutoCrypt Security Fuzzer」など、UN-R155や ISO/SAE 21434が要求するセキュリティを担保するための最適な解決策を提供しています。2007年から17年間自動車のサイバーセキュリティを研究開発して技術力と専門性を有し、車内セキュリティ及びV2Xセキュリティにおける様々な実績を積み重ねてきました。2023年に量産される2700万台の自動車に当社のセキュリティ技術を搭載することが確定しています。 自動車は単なる機械を超え、ソフトウェア、それからサービスとして捉えるようになるでしょう。自動運転が実現するには、自動車高度化のみならず交通システム観点からの対策も必要になるということです。そこで、鍵となるのがMaaS(マース:Mobility as a Service)で、今後MaaSをどう展開していくかはモビリティ企業に重要な課題になると思います。当社が提供するモビリティソリューションの「AutoCrypt FMS」は当社ブースに立ち寄ってくださった多くの方に好評をいただきました。「AutoCrypt […]
2022年11月11日

アウトクリプト、「韓国次世代モビリティ技術展2022」に出展

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、2022年11月22日(火)から11月23日(水)に、KOTRA(韓国貿易センター名古屋)が主催する「韓国次世代モビリティ技術展2022」に出展いたします。 昨今、気候変動による問題で「カーボンニュートラル」が地球規模の課題として取り上げられています。「韓国次世代モビリティ技術展2022」では、自動車メーカーや部品メーカー、ソフトウェア企業など、韓国企業45社が参加し、自動車業界で進められている電気・水素自動車の技術開発の現況と脱炭素化への取り組みなどを紹介しながら、日本国内におけるビジネスパートナー開拓のための展示相談会を行います。 アウトクリプトは2007年から約15年間次世代モビリティの根幹を成すともいわれるセキュリティ技術の研究・開発に取り組んできました。今回のイベントでは、ECU保護及び車載ネットワークセキュリティを提供するサイバーセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」をはじめ、自動車開発段階で必要とされる、車載ソフトウェア専用のファジングテストツール「Security Fuzzer」、車載OSS脆弱性診断・自動分析ツール「Security Analyzer」など、車載システムのセキュリティにおける総合的かつ包括的なアプローチをご提案します。 アウトクリプトのトータルフリートマネジメントシステム「AutoCrypt FMS」もご紹介します。現在、日本の多くの地域で高齢化と過疎化が進み、交通手段の確保が大きな課題として挙げられています。アウトクリプトは、交通弱者の移動課題に役立つ「交通弱者移動プラットフォーム」や「デマンド型交通システム」など、実際弊社が設計・運営しているモビリティプラットフォームサービスのユースケースを取り上げながら、大規模配車管理に活用できるワンストップMaaSソリューションをご紹介します。   ■イベント概要 名称: 韓国次世代モビリティ技術展2022 会期:2022年11月22日(火)~11月23日(水) 主催:KOTRA(韓国貿易センター名古屋) 会場:刈谷産業振興センター1Fあいおいホール 開催時間:10:00~17:00 開催形式:会場開催(参加無料・事前登録制) 公式HP:https://kor-mobitech.com/   ■出展製品の詳細について AutoCrypt IVS:https://autocrypt.jp/ivs/ AutoCrypt […]
2022年9月29日

アウトクリプト、OECD国際交通フォーラム(ITF)コーポレート・パートナーシップ・ボードに加入

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、9月29日、 経済協力開発機構(OECD)の本部のあるフランス・パリで開催された「第2回 ITF CPB WEEK」に参加し、国際交通フォーラム(International Transport Forum、以下ITF)のコーポレート・パートナーシップ・ボード(Corporate Partnership Board、以下CPB)に会員として加入したと発表した。 写真左から、キム・ヨンテ OECD国際交通フォーラム事務局長、イ・ソグ アウトクリプト創業者兼議長 OECDの傘下組織のITFは2013年、交通政策を巡る政策決定者や民間企業の間での情報共有や交流を促進し、交通関連政策議論にビジネスの視点をもたらすためのメカニズムとしてCPBを設立した。現在フォード(Ford)、ボルボ(Volvo)、トヨタ(Toyota)、NXP、ボッシュ(Bosch)、シーメンス(Siemens)、ウーバー(Uber)など、モビリティ業界をリードする先進企業約30社が参加している。この中で唯一のモビリティセキュリティ企業であるアウトクリプトは、今後サイバーセキュリティ視点からのモビリティ及び交通システムを考察し、課題解決に向けた様々な研究や活動などを進めていく。 アウトクリプトは、北米(SCMS)、ヨーロッパ(CCMS)、中国(C-SCMS)など国際標準規格に対応したV2Xソリューションを提供している。現在韓国政府主導で推進されている協調型高度道路交通システム(以降C-ITS)構築に参加するなど、V2X(Vehicle to Everything)における高度なセキュリティ技術と実運用ノウハウをもとに業界をリードしている。また、自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で合意された自動車のサイバーセキュリティの国連規則への対応やMaaSソリューションをなどモビリティ分野における幅広いポートフォリオを備えており、次世代モビリティ社会の実現に向けた様々な取り組みを行っている。 アウトクリプト創業者のイ・ソグ議長は、「CPBメンバーとして、C-ITSに対する我々のビジョンを共有するとともに、未来交通システムづくりに寄与することができ、喜びと同時に強い責任を感じている」とし、「モビリティセキュリティの視点からみたより安全で実効性のある交通システム政策が推進されるよう積極的に取り組み、様々なステークホルダーと連携しながら持続可能なモビリティ社会の形成を後押ししていきたい」と述べた。  
2022年2月9日

アウトクリプト、V2X通信を支えるセキュリティ証明書管理システムの最新バージョンを発表

自動運転セキュリティ企業アウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://autocrypt.io、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、V2X通信を実現するためのセキュリティ証明書管理システム「AutoCrypt SCMS」のバージョン5.0のリリースを発表した。 SCMS(セキュリティ証明書管理システム、Security Credential Management System)は、V2X経由で送受信されるすべてのメッセージにおいて、署名や検証を行う際に使用されるため、安全な道路交通社会の実現に欠かせないものとなる。PKI(公開鍵暗号基盤)を用いて、証明書の暗号化、検証、管理を行う「AutoCrypt SCMS」の最新バージョンは、CRL(Certification Revocation List、証明書失効リスト)とMBD(Misbehavior Detection、不正行為検出)機能を提供する。 セキュリティ標準規格のIEEE 1609.2を基盤としたCRLは、失効された証明書のハッシュ値を含むhash-based CRLと、効率よく管理するために証明書を大量に失効させるlinkage ID-based CRLの両方をサポートする。 「AutoCrypt SCMS」は、北米(SCMS)、欧州(CCMS)、中国(C-SCMS)など、国や域によって異なるそれぞれのセキュリティ標準規格のすべてに対応するセキュリティ証明書システムを提供する。アウトクリプトは、Blackberry、Escrypt、Green Hills Softwareのような自動車サイバーセキュリティ企業とともに、アジア・パシフィック地域の企業としては唯一「OmniAir Plugfest」に参加した。そこで実走行環境における相互認証証明書の失効の実証実験に成功し、証明書の発行から、管理、失効まで、証明書のライフサイクル全体における国際的に互換性を備えていることを証明した。 アウトクリプト代表取締役社長の金は、「完全な自動運転を実現するレベル4又はレベル5に至るには、V2X通信における安全性の確保が何よりも優先される最重要課題であるだろう」とし、「V2Xセキュリティ構築件数で世界最多を誇るアウトクリプトは、認証システムの持続的な高度化とともに、北米、欧州、中国など世界自動車産業の拠点を中心に自動車メーカーとのパートナーシップを強化することによって、ビジネスの更なる拡大に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。 一方、アウトクリプトは、韓国政府が主導するC-ITSスマート道路構築事業に参加し、セキュリティ実装を行っている。また、自動車メーカーや自動車部品メーカーと共同で安全なV2X環境構築のためのプロジェクトを展開するなど、V2Xセキュリティ市場を先導するグローバルリーダー企業として、自動運転技術の高度化及びビジネス拡大に向けて取り組んでいる。  
2021年9月3日

AUTOCRYPTが「Forbes Asia 100 To Watch」に選出されました

自動運転セキュリティ企業 「AUTOCRYPT(アウトクリプト)」はこの度、Forbes Asiaによる「Forbes Asia 100 to Watch」に選出されましたことをお知らせいたします。今後とも、次世代モビリティ分野向けのセキュリティ技術提供を通じ、安全で安心な社会づくりの支援を積極的に行ってまいります。 <https://www.forbes.com> AUTOCRYPT(アウトクリプト)は自動車セキュリティの専門性を強化し、自動車業界の激しい変化に柔軟に対応していくため、2019年8月にペンタセキュリティから分社化、独立しました。 より高度な自動運転の実現に向けて、その根幹となるセキュリティ技術の開発に取り組み、自動車メーカー及びサプライヤー企業など、様々な企業とモビリティ分野で連携・協力しています。  
2019年10月29日

ペンタセキュリティ、 ‘OECD国際交通フォーラム(ITF)’ に加入

IoT・クラウド・ブロックチェーンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)が10月29日、経済協力開発機構(OECD)傘下の’国際交通フォーラム(以下ITF、International Transport Forum)’の企業協力理事会(CPB、Corporate Partnership Board)として加入し、自働車セキュリティ専門企業としては初の会員社になったことを明らかにした。 <佐 OECD国際交通フォーラム事務総長のキム・ヨンテ氏、 右 ペンタセキュリティCEOの李 錫雨(リ・ソグ)氏> ITFの企業協力理事会(CPB)はフォード(FORD)、トヨタ(TOYOTA)、シーメンス(SIEMENS)、ウーバー(Uber)、グーグル(Google)等グローバルモビリティ企業約30社が既に所属されており、経済・環境・社会的観点から交通政策の共同研究を進行する機構だ。ペンタセキュリティは自動車セキュリティ専門企業としては最初で、韓国の企業としてはカカオモビリティに続いて2番目で会員社になった。 2007年から自動車セキュリティ技術を研究・開発してきたペンタセキュリティは2015年、自動車セキュリティソリューションである「AutoCrypt(アウトクリプト)」を発売し、自動車ハッキング防御やV2Xセキュリティ、V2G(電気自動車環境)セキュリティ、V2D(車両向けモバイル)セキュリティ等のソリューションを供給している。最近は、韓国道路公社の「V2Xセキュリティ認証体系の実証システム構築事業」を受注し、主要道路網に協調走行及び自動運転に必要な車両通信セキュリティの構築など、国内外で活発に事業を展開している。 ペンタセキュリティCEO/Founderの李 錫雨(リ・ソグ)氏は、「未来自動車の交通環境ではセキュリティが先行しなければならないため、セキュリティ専門企業として国際交通フォーラムCPBの会員企業に参加することになった。我々が話している’Secure First、 Then Connect(セキュリティから始まる、そしてつなぐ。)’に基づき、世界の先導企業と協力し、モビリティ革新と安全に寄与したい。」と述べた。 一方、ペンタセキュリティは10月21日シンガポールで開催された「ITS World Congress」イベントで、スマート道路網V2Xセキュリティ認証システムの構築事例を紹介した。国家規模のセキュリティ認証システムの構築事業は、世界的に前例のないことで、多くの国から韓国の事例をベンチマーキングしている。
2019年6月19日

ペンタセキュリティ、TU-Automotive Awardsで「Best Auto Cybersecurity Product/Solution」部門を受賞

IoT・クラウド・ブロックチェーンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)が6月4日、米国デトロイトから開かれたTU-Automotive Awardsでコネクテッドカー・セキュリティソリューションであるAutoCrypt®(アウトクリプト)を通じて「Best Auto Cybersecurity Product/Solution(最優秀自動車サイバーセキュリティ製品・ソリューション)」部門で受賞したことを明らかにした。 <ペンタセキュリティシステムズのグローバルマーケティンマネージャーのRachel Yoon 氏(左)> TU-Automotiveは、毎年、北米やヨーロッパなどで開催される世界最大規模の自動車技術関連のカンファレンスで、TU-Automotive Awardsでは審査を通じてコネクテッド車両や環境のために、約200固の製品やサービスの中、優秀な技術力を持った革新的な製品について分野別に賞を授与する。AutoCrypt®(アウトクリプト)は、自動運転車両とスマート道路インフラのための高度なセキュリティ技術が認められ、「Best Auto Cybersecurity Product/Service」として選ばれた。 AutoCrypt®(アウトクリプト)は、次世代高度道路交通システム(C-ITS)の構築のためのトータル・セキュリティソリューションであり、コネクテッドカー環境全般において発生可能な広範な脆弱性を解決する。バックエンド・サーバインフラからEnd Pointに至るまで、スマート道路環境において不可欠な証明書を管理して、暗号化を行う。また、電気自動車(EV)と充電スタンド(EVSE)のセキュリティ問題を解決するなど、コネクテッド・モビリティ環境が直面している様々なセキュリティ問題を解決する総合的なセキュリティアーキテクチャを提供する。 ペンタセキュリティCEO/Founderの李 錫雨(リ・ソグ)氏は、「今回の受賞で、ペンタセキュリティがスマート道路や自動運転車両のセキュリティシステム構築のため開発・研究してきた12年の努力が実り、とてもうれしい。」とし、「最近の自動車セキュリティは自動車内部のセキュリティに限らず、自動車の全ての連結性(Connectivity)に対するセキュリティまで拡張された。自動車の連結性(Connectivity)は、すでに数多くの地点から発生しており、我々のソリューションはV2X、IDPS、 ECU、EVの充電など、様々なセキュリティイッシューを解決するトータルソリューションを提供することで、高まる企業からのニーズに応える予定である。」と述べた。
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